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zoom RSS 殴り書きの美学 BLOC RHODIA No.11

<<   作成日時 : 2007/12/19 18:18   >>

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ロディアNo.11お気に入り度:(5点満点)

 メモ帳として広く使われているブロックメモ。その中でも人気No.1と言えるのはやはりロディア(RHODIA)でしょう。特にNo.11は、シャツの胸ポケットにピッタリのサイズで、お気に入りのペンとともに忍ばせておくのに最適なサイズということで、使いやすさ満点です。

 ロディアの特長を並べてみましょう。

1.紙質
 まず、何で書いてもにじまず、くっきり!の紙質です。平滑度・白色度至上主義の高級品とはちょっと違いますが、その代わり、何で書いてもざっくり書けて、その上にじみもない、裏写りもない、そんなタフさが魅力です。インクの乾きも心なしか早いです。ライティングペーパーとしての性能は文句なしに高いといえます。

2.方眼
 方眼は、最初は邪魔に感じましたが、慣れると気にならなくなります。むしろ今では、大きく書いても無意識に文字をまっすぐ書けるという点で、あってよかった!という境地に達しています。使い込むほどに、無意識に役に立っているのがロディアの方眼だと言えます。
 また、方眼は国産のノートなんかと違って印刷が超テキトー。このテキトーさが紙質のよさをうまく隠しており、思いついたことや伝言を殴り書きしても全然「勿体無くない感じ」を醸し出しています。殴り書きしても上質な紙が全てを受け止めてくれる、ロディアにはそんな懐の広さがあります。

2.開きやすい表紙
 ロディアは、表紙が結構凝っています。まず、ブロックメモのくせに表も裏も表紙があり(多少の濡れは大丈夫)、しかもメモ本体のステープラーが見えないような工夫がしてあります。また、表紙に折り目が付いており、折り目に従って開くと表紙が自然に後ろに回りこみ、持ちやすく全く筆記面の邪魔にならないように工夫してあります(特許取得済みだとか)。ロディアの本質ではないと筆者は思っていますが、こんな工夫の一つ一つがロディアの商品価値を上げているのだな、と感心します。

3.強固な台紙
 手に持って書けるように、台紙は頑丈な厚紙でできています。立って書く場合、万年筆だとちょっと書きづらいですが、ボールペンなどでメモするには非常に使いやすいです。

ロディア切り口4.気持ちいいマイクロカット
 ササッと書いて、ピッと切り取って、貼り付けたり、伝言を残す。そんな使い方がロディアの真骨頂です。そのために、ロディアにはマイクロカットが施されており、この破り心地が最高なのです。前述の表紙の「おでこ」部分がカッターの役割をしており、常にまっすぐ切り取ることができるようになっています。その切り取り心地は、ティッシュの取り出し心地と肩を並べます。
 使い切った後のロディアの「断面」は、それはそれは美しい絶壁であり、これを眺めるだけでも「俺、仕事頑張った」と悦に入ることができます(怪)。

 さて、そんなロディアですが、注意点が一つ。ロディアは非常にいいブロックメモなのですが、製造時のバラツキが結構あるということです。表紙や方眼の印刷位置なんて個体によってかなりずれています。一番困るのは表紙の折り返しの位置です。表紙の折り返しとマイクロカットの位置がピタッと合っているロディアは、はずれロディア表紙の「おでこ」がカッターになって非常に気分よくピッと切り取ることができますが、たまに「おでこ」とマイクロカットが合っていない「ハズレ」があるのです(左画像)。このハズレに当たると、まずは最初の数枚、切り口が安定しません。そして、安定せずに残った「バリ」が邪魔をして、いつまでもまっすぐ切れない状態が続き、しまいにはストレスのあまりロディアを投げつけることになってしまうわけです。

 そうならないために、ロディアを買うときは、表紙をめくって(商品ですから、折ってはいけません)、折り目とマイクロカットの位置関係をチェックしましょう。表紙の折り目よりマイクロカットがかなり手前にあるような個体は、「ハズレ」です。表紙をめくったときに、マイクロカットが見えるか見えないかくらい奥にあるものを選ぶとよいでしょう。

ロディアカバー

ロディアカバーオープン ロディアは、ブロックメモとしてのその価値が認められて、各社からロディア用のカバーが販売されています。筆者はクリスマス限定カラーのホワイトの純正カバーを、6月に(笑)妻に買ってもらいました。ロディアを使いこなすなら、カバーは必需品!です。大抵のものは、ロディアを1冊セットすることができ、それにポケットが付いています。このポケットが超重要!殴り書きの多いロディアではありますが、時に重要なメモをとったりすると、切り取った後に保管する場所が必要になります。ロディアカバーのポケットは、そんな重要メモの保管場所として最高!なのです。書いた後に切り取らずにおくのも一つの手ではありますが、「常に新しい面を出しておく」というのは、ロディアの機動性を活かす必要条件なのです。ロディアの何倍もの値段がするロディアカバーですが(値段は素材によってまちまち)、ロディアを使いこなしたいなら是非入手することをオススメします。

 ロディアは、殴り書きしても全然惜しくない、いい意味での粗雑さと、全ての殴り書きを吸収する、素晴らしい紙質が最大の魅力だと思います。No.11くらいの大きさなら、「何を書いたらいいのか…」といった迷いを生じることなく、思いついた一言を自然と書き留めることが出来るはずです。「メモ」というジャンルにすらとらわれず、まずは1冊、使い切ってみてはいかがでしょうか。

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ロディアはあのポールスミスも使うメモ帳です。ロディアかモレスキンかロルバーンか無印か・・・
http://3points.blog10.fc2.com/blog-entry-6.html ロディアのメモ帳について書いてみたいと思います。ロディアも安いのでコストを気にする人にはオススメです。もちろん私も気になります。モレスキンはやっぱりちょっと高いですから、ロディアの方が気軽に色々とメモできる.. ...続きを見る
モレスキン・ロディアの手帳・メモ帳・カバ...
2010/02/21 06:34

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内 容 ニックネーム/日時
こっちはロディアカバーは一つだけあります。
ヤード・オ・レッドと書いてありますが・・なぜか書く方の道具は持っていません。。。
オークションで入手しました。
革製でなかなかいいですよー、競合者がいなかったので安かった(笑)。
ちなみにこっちはリーガルパッドをメモ用にはよく使っています。
二右衛門半
2007/12/19 17:10
 や、ヤード・オ・レッドですか!一瞬、銀素材のを思い描いてしまいました(^^;)。

 なんとなく、ロディアを使い始めてからは、ロディアがあまりに性に合っていて、他のに目がいかなくなってしまいました。分度器で売ってるツバメノートのメモもよさそう、と思っているのですが、でもロディアで落ち着きそうな気がしています。
しまみゅーら
2007/12/19 22:22
銀のロディアケースって。。。
あったら凄いかもしんない。

無印良品のシステム手帳にアルミ製のはありましたが。
もしああいうので銀製のが有ったとしたら。。。。。
興味を持つ人はいるかなー??
妄想が働いてしまいますね♪
二右衛門半
2007/12/20 23:24
 そうそう、私も同じことを考えていました。無印のアルミのヤツ、銀だったらすごいなー、と。当然バイスロイシリーズで(^^;)。手に持った感じとパカッと開けた感じがよければ、無理しても買ってもいいかも。

 …でも、アルミだからあの重さだけど、銀だったら、ポケットに入れるのに躊躇してしまう重さになるかも…。とか、ペンと違って平面にしてしまうと剛性が…とか、曲げたら元に戻らなさそう…とか、色々問題点は出てくるだろうな、とは思いますが。

 …妄想は止まりませんね。(笑)
しまみゅーら
2007/12/21 17:04
この記事を見て今日、同じものの黒カバーのものをかってきました。
あと平山でモンブランのレーシンググリーンのインクを買いました。
早速試してみます!

しまみゅーらさん、二右衛門半さんはお勧めのインクというものはありますでしょうか? あったら教えてください。
自分的にはカランダッシュのインクが気になっております。
瓶のデザインが・・・(笑)
高校三年生
2007/12/22 02:49
こちらは普段使いの万年筆にはだいたいペリカンのロイヤルブルーを入れています。
ただし、セーラーやプラチナのはそれぞれのメーカー純正のカートリッジですから、実はそれほど使っていないかもしれませんね。

セーラーミニにはセーラーのカートリッジで紫色、プラチナオネストにプラチナのブラウンを入れています。
両方ともボトルのラインナップはありません。
おもしろい色だったのでここ7〜8年ほど使っていますけど他の方に聞いてみると、そんな色があったことをしらない、という方が結構おられます。。
もしかして私ってへそ曲がり??

カラン・ダッシュのインクは気になりますね!
でも、高いっ!!!
二右衛門半
2007/12/22 08:19
 やっとPCでアクセスできた…。

☆高校三年生さん
 レーシンググリーンは最高のインクですね。軟弱なブルーブラックより黒いグリーン!シブくて、好きです。そして、私が初めて買ったカラーインクがレーシンググリーンで、それは平山ででした。なんと奇遇な(笑)。

 オススメはあと二つ。一つは、プラチナのカーボンブラック。耐水性に耐光性もあり、保存性最高、黒さも最高です。

 もう一つは、プラチナのブルーブラック。とても安いインクなのですが、書いていると非常に鮮やかな濃い青色、乾くと黒さが増すフォーマルな色合い。ペリカンのロイヤルブルーもキレイなのですが、プラチナのブルーブラックには神秘的なものを感じます。

 カートリッジ限定でしたら、プラチナ(プラチナばっかりですが)のグリーンです。平凡な緑ですが、意外に耐光性もあり、いいインクですよ。二右衛門半さんオススメのブラウンもいい色です。プレピー万年筆(平山にも在庫有り!)で試してみてはいかがですか?
しまみゅーら
2007/12/23 20:19
☆二右衛門半さん
 プラチナのカラーインクは、全て試しました。私がそうでない限り、決して二右衛門半さんもへそ曲がりということはありませんよ。(笑)

 プレピー向けなのか、プラチナのカラーインクは、詰めが甘いというか、よく詰まるインクがあったり、耐光性が低いインクがあったり(ピンクは最悪。教室にプリント手書きして貼ったら、3ヶ月で判読不能に…)、慎重に選ばなければいけませんよね。いいのはすごくいいんですが。現行で入手可能というのもポイント高いです。

 パイロットのカラーインクは持ってますが、生産はもう終わった模様。セーラーのは、デッドストックですよね?

 デッドストックといえば、プラチナの昔のブルーブラックも好きなインクです。
しまみゅーら
2007/12/23 20:26
二右衛門半さん

へぇ〜セーラーに紫も有ったんですね。
セーラーといえばインクの混ぜ合わせがメーカー公認だと聞いたので大変興味を持っております。インクも安いし。
でもそうなるとコンバーターも買わなければ。
あと極黒も気になる。

しまみゅーらさん

おお!奇遇ですね!
レーシンググリーン気に入りましたよ!
あの濃淡の具合が、表情が現れて気に入っております。

プラチナのカーボンインクは代わの極黒で試してみます。
何か違いはあるんですか?

プラチナのインクも今度試してみます!!
プレピーで(笑)とりあえずブラウン、緑を・・
もしあったら紫も買ってみよう。
高校三年生
2007/12/30 22:52
高校三年生さん

 極黒ではカーボンインクの代わりにならないと思います。
だいぶ性質が違うそうです。
 カーボンインクも、入手する際はロットリングの洗浄液と併せて入手した方が良いとか、それできれいに洗い流せると聞いています。
 極黒の場合は、詰まったときに困るとのこと。
二右衛門半
2007/12/31 00:00
キワグロは、多少水に流れやすい性質がありますが、耐光性があります。にじみがなくて、裏写りのなさも世界一!との評判です。水に流れるので、詰まったら水洗いで対応できると聞いたことがあります。
耐光性に加えて、耐水性も抜群なのがカーボンインクです。また、何ヵ月も放置しないかぎり詰まりもありません。ただし、詰まると二右衛門半さんが仰るように特別な洗浄液がないとダメです。あと、にじみと裏写りが少しあります。
カーボンインクのカートリッジはプレピーで使えるので、ためしてみては。
しまみゅーら
2008/01/02 10:37

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