タッチパネル再び NW-A30登場!

ウォークマンたち


 ついに本日、新型ウォークマン、NW-A30シリーズが発売になりました。早速触りに行ってきましたよ。

NW-A30について


 まず、NW-A30について軽くご紹介。A30シリーズはこれまでのNW-A20シリーズの後継モデルで、「一般人向け」のウォークマンとしては、音質を重視した「上級機」です。

(ちなみに、一般人を超越した、キチガイ向け(※褒め言葉)の商品として、NW-ZX100(約65,000円)、NW-WM1A(約じゅーにまん円)、NW-WM1Z(約さんじゅーまんえん!!)っていうのがあります。何に使うんだか。)


 A20まではストレート型の「ボタン操作」の機種でしたが、今回のモデルチェンジで「タッチパネル操作」に変更になりました。タッチパネルシステムは独自のもので、キチガイウォークマンのWM1Zと共通のものを採用しています。

 A20/A30とも、ハイレゾ対応。A30はFLACだけではなくDSD再生(PCM変換)も対応しています。伝統的なノイズキャンセリングはどちらも搭載、高音質化技術のDSEE、Clear Audioなどは全て搭載しています。A30で大きく変わったのが、ヘッドフォン出力。10mWしかなかったA20から、A30では3.5倍の35mWに大幅に向上、抵抗値(インピーダンス)の高いヘッドフォンでも大きな音を出せるようになりました。

 A30シリーズと呼ばれますが、正確には容量ごとにNW-A35(16GB)、NW-A36(32GB)、NW-A37(64GB)となり、A35にはヘッドフォンなしモデルもあります。一番安いA35ヘッドフォンレスが税込23,630円ということで、クリスマスプレゼントには絶妙な価格設定となっております(殴)。

で、どうなの


 店頭では、h.ear onことMDR-100Aというヘッドフォンで試聴しました。

 まず、手に取ったときの質感がすごくいい!マット塗装でザラッとした質感なのですが、サイズはNW-A865を少し分厚くした感じで、ボタン以外はフラットなモノフォルム。A20に比べると大きいけど、長さがないので、手にすっぽり収まる、そして適度なずっしり感がナイス。スマホと2台持ちしても邪魔になるほどの大きさではありません。

 音質的には、安定感のある音だなぁ、という印象です。力強い低音が音楽をしっかり下支えし、低音のステージ上で堂々と音楽が鳴っている感じ。最新モデルだけあって解像感も十分。出力の余裕もあってか、常に朗々と音楽を歌い上げる印象です。高音はシンバルやホールエコーの減衰にデジタルっぽいわざとらしさが感じられる部分もありますが、以前の「ドンシャリ」で第一印象の「くっきり感」を前面に押し出したソニーの音とは一線を画す、堂々とした音です。

 タッチパネルの操作感ですが、iPhoneで洗脳された世界に一石を投じる「Homeボタンの廃止」が、まぁ勇気あるな、とは思います。スリープからの復帰に電源ボタンを押すことに若干の違和感はありますが(Xperiaでは当然なんですけどね)、再生画面から上下左右の画面に機能を振り分け、フリックで機能の切替が全てできるっていうのは、やはり画期的です。スマホ的にホームから機能を選択して入るのとは違うこの新しい操作感は、X1000やA860とも全く違う使い勝手で、慣れるとすごく使いやすそうです。

 ただし、この操作系は、動画再生やその他のマルチメディア機能をスッパリ諦めたからできたこと。音楽再生に特化したという点では、筆者は大歓迎ですが、この点が世間に受け入れられるか、特にアニオタ諸君に受け入れられるかはこれからの評価待ちといったところでしょう(音質にこだわるアニオタは多い。結構ウォークマンの動画再生機能って使われている気がする)。

 あと、スクロールが過敏だったA860の反省を活かしてか、一覧のスクロール速度が若干落とされています。それ自体はいいんですが、まだOSがこなれていないのか、音楽を聞きながら別の曲を検索したりする時は、一覧表示のスクロールがもたつきますね。この辺はA865の方がまだスムーズだと思います。

 ということで、音質は筆者好みのA30、5年後くらいになったら一葉さんお一人くらいでお迎えできればいいなと(殴)

歴史は繰り返す


 ウォークマンAシリーズは、ここ6代ほど、同じ歴史を繰り返しています。

(NW-X1000…タッチパネル)
NW-A840、NW-A850…縦長、ボタン操作  NW-A860…タッチパネル
NW-A10、NW-A20…縦長、ボタン操作  NW-A30…タッチパネル

 で、タッチパネルモデルがそれぞれのサイクルの最高音質モデルであることも共通しています。(そういえば、A840の前のX1000もタッチパネルでしたね。)

 と、いうことは、次のAシリーズは…ZX100みたいなやつになるんだろうか。

ついでに、イヤホン


 ついでに、新発売のイヤホン、XBA-N1を試聴しました。価格帯としては、XBA-A2の後継にあたる、バランスト・アーマチュアとダイナミックドライバのハイブリッドイヤホンです。

 12mmダイナミック1基、BA2基のハイブリッドだったXBA-A2に比べると、9mmダイナミック1基とBA1基のハイブリッドとなったXBA-1N。これだけで見れば大幅なスペックダウンですが、実際の音は、シンプルな構成になった分だけ「落ち着いた音」になったな、と感じます。

 XBA-A2は、いかにもソニーな、「低音・高音の解像感を強調したドンシャリ」でした。第一印象で「すっごい!低音も高音もさすがにハイレゾは伸びも解像度も段違いだな!!」と感じさせる一方で、重すぎる低音と刺さるほど伸びやかな高音が耳に痛い音質でした。「分かりやすい」音だったんですね。

 XBA-N1は、一聴して「大人しい音だな?」と感じさせます。ところが、聴いているうちにその解像感に気付かされ、よく聴くと本当に楽器の細かいニュアンスまで鳴っていることが理解できます。ダイナミックドライバの径を9mmに落とすことで、全域のレスポンスが向上し、バランスも整ったように思います。

 バランスとしては、低音がやや強めで、その土台にしっかり解像した音楽が乗っている感じ。…そう、モデルチェンジしたNW-A30とピッタリ符合する音質なのです。第一印象だけで聴かせていたXBA-A2とは違い、音の「芯」で聴かせるタイプ。初めてNW-A865の音を聴いたときの印象とも似ています。ソニーの本気を感じる音質です。

 ……実は持参したA865につないで聴いたので、余計そう聞こえたのかもしれませんが(汗)。

 h.earシリーズから感じていた、パッとした「第一印象」よりも、長く聴くことで良さを実感できる、そして長く使っても飽きの来ない音質づくりが実を結んできたな、と感じます。ようやくソニーも「長く使う」ことに価値を見出すときが来たか(笑)。ソニータイマーなんて言いますけど、最近のソニー製品は意外と長持ちするんですよ(笑)。

 ということで、また物欲を膨らませた休日でした。

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