弘法よ、筆は選べ

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zoom RSS 列車図鑑1 LOVE キハ40(主に原形エンジン車)

<<   作成日時 : 2018/08/20 23:42   >>

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2018/8/22追記

JR Hachinohe Line (キハ40)
Dec. 10, 2017 JR八戸線 キハ40-593
DSC-RX100

 鉄道はわりと好きな筆者ですが、どの列車が一番好きか?と聞かれたら、ダントツでキハ40!と答えます。

 筆者が子どもの頃は、街への足は津軽鉄道でした。津軽飯詰から津軽五所川原まで、津軽鉄道キハ22に乗って行くのが日常でした。

 津軽五所川原でホームに降り立つと、国鉄ホームから「キャリキャリキャリキャリ…」という音が聞こえてくることがあります。この音が聞こえたら、筆者のテンションはMAX。階段を上って跨線橋を越えていくと、だんだんその音は「ギャリギャリギャリギャリ…」と大きくなっていきます。そう、五能線のキハ40が停まっていることがあるのです。

<音量注意>



Feb. 12, 2018 JR久慈駅 キハ40-555
DSC-RX100 (音声のみ切り出し)

 津鉄の改札を出てしまうと五能線を眺められないので、母に「ねぇ、五能線見ていってもいい?」とねだり、母と津鉄の駅員さんを困らせながら、柵から乗り出さんばかりの勢いで眺めていました。(ま、五所川原の停車時間が長いので発車までは見られないことの方が多かったけど)

キハ40-567
Feb. 17, 2018 JR八戸線 キハ40-567
富士フイルム DL-100(フジカラー100)

 そんな感じだったので、年に数回、母の「今日は弘前に行こうか」という一言は、もう夢心地でした。弘前の街に行くことよりも、五能線に乗れることが嬉しくて嬉しくて、そんな五能線に乗った日は、帰ってから自転車で「ギャーッギャーっっ、ゴワー」とか言って五能線の真似をしながら走り回っていました。

キハ40の魅力


キハ40系 五能線
Jan. 2013 JR五能線
canon FTb + SIGMA 24mm F2.8 + PROVIA

 キハ40の魅力は…と聞かれたら、とにかくありとあらゆることが魅力だと言わざるを得ません。

 まずは、その風貌。津鉄のキハ22に比べたら大きく立派な作り。高運転台に、サイドまで回り込んだパノラミックウインドウが実にかっこいい。(高運転台なので、小さな頃は運転台を見ることができませんでした。そこがまた高嶺の花感でした)

キハ48-1520 深浦駅
Sep. 22, 2012 キハ48-1520 JR五能線深浦駅
SONY DSC-RX100

 今やラベンダー色が「五能線色」となりましたが、かつてはこの「タラコ」と呼ばれる赤(「朱5号」っていう色なんだそうで)と、赤だかオレンジだかの帯が入ったカラーリングで、特に赤の方はなんかよく分からないドアの「鉄格子」が妙なかっこよさがあって好きでした。

 個人的には、八戸線の白地に赤帯っていうのが一番かっこいいと思います。

キハ40 539
Feb.12, 2018 JR久慈駅 キハ40-539
DSC-RX100

 こちら、「赤鬼」ルック。

The lovely face
Dec. 24, 2017 JR五能線 キハ40-574
PENTAX K-30 + smc PENTAX-DAL 18-50mm F4-5.6 DC WR RE

 改めてみると、運転台サイドの丸窓がまたオシャレだったり。

Push to open
キハ48 (JR五能線)

Open and close for 40 years

キハ40-555 (JR八戸線)

 この重厚なドア。これが「プシューーーーーーガタン!」と自動で開閉するのがまたたまらんのです。津鉄のキハ22は半自動で、開けるのは手動でしたから、開くのまで自動っていうのがまたたまらなくかっこよいのです。動作も、1回バウンドするような勢いで閉まるキハ22に比べたら、ゆっくりスムーズに、一度で開閉する精緻な動きが本当にかっこいい。これは、今でもナンバーワンです。この点に関しては、両開きのキハ47は、筆者としてはNGです。

(ちなみに、これに匹敵するドアは、京浜急行の700形。両開きが一般的な電車の中で、真っ赤なボディの片開きドアがめっちゃかっこよかった。乗ったのは小2のときでしたが、大人しい小田急よりも京急の方が音も勇ましくて、速くて、好きでした)

キハ47

DSC02073
2014/8/10 JR酒田駅 キハ47-1515
SONY Cyber-Shot DSC-RX100

 こちら、見えづらいですが両開きドアのキハ47。「あけぼの」車内からの撮影です。

キハ47-19 岡山駅
2013/8/11 JR岡山駅 キハ47-19
SONY Cyber-Shot DSC-RX100

 こちらも関西で頑張るキハ47。奥にも1編成停まっていますね。寒冷地以外は47が採用されていることが多いようです。

The interior: キハ40 with decks

 津鉄から乗り換えると、一気にモダンな雰囲気のインテリア。特に、プシューッと開いたドアをくぐった先にデッキが付いてるのが特徴で、まるで特急列車みたいな、これから遠出するぞ!という雰囲気満点です。床も、フローリング。板張りのキハ22から乗り換えると、それだけでテンション上がりました。

 車両両端のデッキは、雪国の青森県には必須の装備です。特に自動ドアで客がドアを閉められないキハ40においては、このデッキにより保温効果が何倍にもなるんです。

Enjoying the train view

 2段窓もいいですね。子どもには重いですが、冷房の付いていなかったキハ40では、窓を少し開けてエンジン音を楽しむのが夏のマナーでした。(昔は扇風機のスイッチも窓の横に付いてたなー、そういえば。津鉄には扇風機もなかった。)

 キハ40は、乗り心地も魅力的です。特急並の設計で重く作られているせいか、まずは上下動が非常によく抑え込まれています。重いせいでポイント通過の時は少しガクッガクッと動く感じもありますが、それがまたサイバー感満点なのですね。とにかくNVHが非常によくて、今乗っても本当に感心します。リゾート列車のベースに次々採用されるのもとてもよく分かります。

 キハ40に乗ってしまうと、キハ100はちょっと軽々しいし、ましてやリゾート列車専用車のHB-E300なんかと比べたら、HB-E300がロデオドライブに感じてしまうくらい、乗り心地は落ち着いています。(ていうか、HB-E300といい、E751といい、なんで青森県を走る高級車(笑)は突き上げが激しいんでしょうね。旧東北本線で、「つがる」と同じ路線を走ってたJR北海道のHEAT789「スーパー白鳥」は素晴らしい乗り心地だったなぁ)

A handsome face (キハ40 555)



JR八戸線 角の浜〜平内 キハ40-555
TASCAM DR-05 + SONY ECM-MS907

 で、なんといっても音が最高なのです。

・停車時のギャリギャリ
・ドアのプシューガタン!
・発進時のギュアーっ、ギュアーという息継ぎ
・しばらく回してから、さらにフル回転に入れる時の音色の移り変わり
・フル回転のメカニカルノイズ
・直結に入れた瞬間のギャリギャリ音
・直結に入れて最高速に至るまでのエンジン音の高まり
・フル加速したときのガタンゴトンというジョイント音のリズム感
・ブレーキ時の「ツーッツーッ」というサイバーな油圧音とともに高まる「ガーッ」というブレーキ音
・停まる瞬間の「キキーッ」というシューのノイズ
・そして、ドアの開くプシューガタン

 はぁ…3分半にこれだけのドラマが詰まっている音楽が、世界のどこにありましょうか、いやない(殴)。ぜひよさげなスピーカーで部屋中に音を響かせて、キハ40の幸せな車内空間を再現してください(殴)。やはり、トルコンでガンガン引っ張り、直結にガツンと入れて疾走する純液体式の感じは他には得がたい魅力があります。

 ただし、このエンジン、出力はなんと220馬力しかありません。220馬力といえば、クルマでは、トヨタの3L・6気筒エンジンあたり(初代アルファードとかクラウンのV6あたり)。2トンのクルマならまぁ十分に走らせられますが、37トンのキハ40には少々エンジン出力は不足と言わざるを得ません。実際、八戸線では「侍浜」、五能線では「ウェスパ椿山」あたりの上り勾配はキハ40にはきつく、頂上付近では「あれ、止まっちゃうんじゃ!?」というスピードまで落ちてしまいます。北海道あたりでも、峠越えで車輪が空転してしまうともはや引き返すしかない、なんていう場面もあるようです(Youtubeで検索すれば見られます)。

 ということで、次回に続きます。

After us
Dec. 10, 2017 JR八戸線
Cyber-Shot DSC-F77

 女性の車掌さんも増えましたねー。

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