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zoom RSS 感動(完動)の再会!!! Panasonic RX-DT7

<<   作成日時 : 2018/09/12 00:03   >>

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Panasonic RX-DT7
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 ついに、ついにこの日がやって参りました。パナソニックのバブカセ最高峰の誉れ高い、RX-DT7との再会であります。(RX-DT7との出会いについては、こちらの記事参照)

 ふらっと立ち寄ったハードオフ。ジャンクのカメラやレンズ、ラジカセの棚を何気なく見ていたときです。その棚の片隅に、わずか3cmほどはみ出しているラジカセがありました。その肩の形状、スピーカーネットの形、漆黒のボディ…もしや!!と思い、寄ったところ、、、ありましたよ、DT7が。

 見たところ、ボディには割と深めの傷が付いていました。値段は\3,240(税込み)。「CD、カセット、ラジオOK」の表示。以前「CD再生しました」で買ったソナホーク(買ったんかい)は、結局CDがかからなかったのですが、その時の値段は\1,080。3倍の値段、ということは…これは、割と行けるのではないか?

 …なーんて迷うまでもなく、バカでかいラジカセを持って男はレジに向かっていました(殴)。

 さて、持ち帰ってみて、色々試した結果…全機能OK!!CDも、ウソみたいに一瞬でTOC読み込んで再生に移ってくれました。心なしか、ラジオの感度もよく、ウチでは他の機器では受信もままならないFMもキレイに受信してくれました。

RX-DT7とは


 RX-DT7は、1989年(平成元年)発売のCDダブルラジカセ。定価は\53,800と、なかなかの値段するバブリーなラジカセです。父親が元レコード屋ということもあり、息子にはいい音で音楽を楽しんでもらいたいという思いもあったのでしょう、実売\48,800という高価なものでしたが、誕生日プレゼントに買ってくれたのでした。

 WinkがCMに出演していたラジカセです。バブリーな値段を纏ったラジカセは、そのスペック・内容もまたバブルの名に恥じない(謎)ものでした。

Panasonic RX-DT7

 まずは、何と言ってもBi-AMP 4-DRIVEによる、2ウェイバスレフスピーカーを搭載していること。

 当時はソニーが「DoDeCa HORN」で「重低音」を強調していたこともあり、パナソニックもそれに倣って「低音を増強するためにウーファーを大径化した」のだろう、と思っていましたが、それは大きな間違いでした。むしろ、S-XBS(低音増強技術)とウーファーで必要十分に低音域をしっかりさせつつ、「高音域の伸びをしっかり確保」できたことが大きなメリットとなったように思います。

 結果、いたずらにドスドスした重低音ではなく、低音・高音ともスッキリと伸びた、非常にバランスのよいチューニングになっています。バイアンプ駆動は、たかだか20W程度の出力では大した効果はないと言われますが(セッティングによってはバランスを崩す要因に)、むしろバイアンプをメリットとすべく、本気のオーディオとして非常に入念に音作りをしてきたことが如実に感じられます。やっぱり、「いい音」を感じさせるには高音の伸びっていうのが大事なんだな、と改めて思います。(ホワイトノイズは大きめ。SN比はDT77の方が高いかな)

 ちなみに、後継機のDT77に比べると、解像感・高音低音の伸びともに少し劣るかな、と感じます。ただ、DT7はボーカルの響きが非常に心地よく、これはこれでどんどんCDを聞き直してしまうくらいいい音です。スピーカーコーンもただの紙ではなく、繊維質な材質を使っているので、耐久性も高いのではないかな、と思います。

Panasonic RX-DT7

 CDプレイヤーは、MASH搭載のDT77には負けますが、それでもコンポ並の2DAC、4倍オーバーサンプリングフィルタを搭載しています。DT77と違い、トップローディングのユニットは機構が単純なだけに耐久性が非常に高く、信頼性が高いです。

Panasonic RX-DT7

 天面にコントロールパネルを載せています。10キーが非常に便利。CD→テープの編集機能も超充実しています。テープの長さを指定してCDオートエディットを開始すると、A/B面ピッタリに入るようにCDの曲順を自動で入れ替え、しかもCDのピークレベルをサーチして録音レベルを自動で設定してくれるATLS機能まで付いています(ま、それ以外に録音レベルを調整する術はないんですけど)。

 3バンド(TREBLE/MIDDLE/S-XBS)のイコライザーも付いているので、好きなトーンに調整できます。中学生の頃は、TREBLEとS-XBSをガッツリ上げ、MIDDLEを下げて、超ドンシャリで聞いてたこともありましたねぇ。今はほぼフラット、TREBLEとS-XBSをチョイ足し程度で聞いています。

 タイマーとスリープタイマーも付いています。タイマーでよくエアチェックしてたなー。

 ちなみに、この個体は、ボタンの効きが今イチ。丁寧に押せばまぁなんとかなるのでしばらくはこれでいきますが、気が向いたら一度分解清掃してあげれば、ボタンの反応も復活すると思います。

Panasonic RX-DT7

 ダブルカセットデッキ。デッキ1が再生、デッキ2が録再。1から2は倍速ダビングも可能。メタルテープ対応で、メタルテープ使用時は高音18,000Hzまで録音できます。ドルビーB搭載。

 DT7のデザインのキモはここだと思っています。スピーカーネットからデッキにかけてのこのスムーズなくびれがDT7を美しく、セクシーにしていると思います。

 何かに似てるなー、と思ったら、国鉄485系のボトムラインに実はそっくりなんじゃないかということを発見しました。↓
485系

 ね、似てるでしょ?

DSC05604

 それから、DTシリーズ中でDT7だけの特徴が、液晶パネルのLEDバックランプ。電源オンで点灯するのはまぁ当たり前と言えば当たり前ですが、電源オフ(スタンバイ)でも、減光して点灯し続けるんです。この色と明るさがまた…たまらんのですよ(まぁ、下からのアングルだと時計は見えませんけどね)

 上位機種のDT8やDT9は、麦球を使用しているので、DT7よりも寿命も短く、減光機能も付いていないんですよ。

Panasonic RX-DT7

 後ろ姿は、DT77と大差ありませんね。AUX INとCD OUT、それにMIX MIC。電池は単1を10本使用します。でも、DT7の特長として、背面にリモコンホルダーが付いています。ついでに、天面のハンドル部にはCDジャケットのホルダーも付いています。そういう「気遣い」もまたDT7の良さなんですよね。

Panasonic RX-DT7

 ここにも、DT7にあってDT77にないもの。浮き彫りのロゴです。プリントのロゴとは存在感がまるで違います。

 DT7は、筆者のオーディオライフの幕開けを共に過ごした、かけがえのない存在です。約30年経って再び出会えたこの奇跡。傷は多少付いていますが、大事に大事に、壊れるまで使い倒して行こうと思います。

おまけ


 DT7って、「何年頃の」製品だったかな、と調べてみたら、「頃」なんて必要ない、この頃は1年に1つニューモデルが出ていたのでした。ちなみに

RX-DT70 (1988)
RX-DT7 (1989)
RX-DT77 (1990)
RX-DT707 (1991)
RX-DT701 (1992)
RX-DT75 (1993)

 という6モデルが「7の系譜」です。型番の付け方に一貫性というか計画性がまるでないのがこのシリーズの特徴ですね(汗)。いつか、スペシャルモデルとして"RX-DT777"が出ることもあるのでしょうか。

 筆者が高校3年生の時に、当時所属していた放送部にDT701の上位機種、DT901がやって来ました。このDT901はかっこよかった!コブラトップを持たないモデルで(701/901とも)、天面にカセットデッキが付いていました。このカセットデッキ(サイバートップと呼ばれる)は、ドアの開閉が電動なんですが、こいつが無駄にかっこよかった!スタイリングも、スピーカーネットにサランネットを採用した怪しげな紫色の筐体がスリムでイケてました。

 次買うとしたら、やっぱDT901だな(買うんじゃねぇ)

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